top of page
執筆者の写真ぴおねろの森

千葉県FS等ネットワーク×県議×県教交流会(6/30)

更新日:2020年9月13日


6/30CFN(千葉県フリースクール等ネットワーク)と千葉県議会議員、千葉県教育委員会の皆さんとの懇談会に初めて参加させていただきました。(*私の意見です。)


【財政支援について】

議員:FS自体への補助についてはまだハードルが高い。文科省研究(FSの評価制度)を行っていることもあり、第三者の評価は必要。子どもに焦点を当てて支援をしていき、結果的に団体も助かるという方が現実的。

CFN:固定費8割の事業、三か月も収入がなくなれば子ども達が帰ってくる場所がなくなる。FSに通う親御さんの中には生活保護を申請した家庭もある。

(*確かにFS自体に補助が出るようになれば営利目的のFSも出てくる可能性があり、質を確保しつつ運営団体への補助を可能にするには第三者評価制度が必要になってくるのはやむを得ないと思う。お金儲けのために不登校の子どもが利用されるなんてことは絶対にあってはならないし、子どもの利益につながる補助でなければならない。しかしどこのFSもギリギリの状態であることも現実問題、耐えきれるか…。

【子どもの自殺について】

CFN:分散登校で学校に行けるようになった子もいるが、背中を押して失敗したケースも多い。また今年6月の高1少年の拳銃自殺事件は典型的な不登校だった。マインドはすぐにでも変えられる。例えば「FSに通う事はいいことだね」など学校が認めることも、今すぐにでもお金をかけずにできる応援の方法だ。

(*子どもは社会から自分がどう思われているのか、敏感に感じ取っているように思う。その空気感こそ恐ろしい武器となり、時には命をも奪いかねないことをもっと自覚すべきなのだろう。

【自治体ごとに出席扱いの基準がバラバラ】

CFN:どうなっているのか県として調べてほしい。

(*校長先生の判断に委ねられていることが大きいのではないか、同じFSに通っていても差が出るのは非常に不公平。FS自体の質の評価も確かに必要だが…。

【情報提供について】

CFN:千葉県として相談先の一覧は把握しているか。

県教:子サポはあるが一覧は把握していない。

(*私は不登校に係わる行政も民間も単体では努力しているように思う。しかし単発で終わってしまっていないか…あとは「親次第」になり、埋もれてしまう子どもも多くいるのではないか。今こそ民間と行政がもっと連携し必要な情報を早期に提供していくことが大事。親はもっと地域に根差した情報提供を求めているのだと思う。

等…この他にも多くの意見交換ができました。


そして何より私が一番うれしかったことは、県議の先生方が一人の父親として「もし自分の子どもが不登校だったら…」という目線でお話してくれたことだ。そのような目線で考えて下さっている姿勢に、私は千葉県の今後に希望が持てました。



最新記事

すべて表示

千葉県FS等ネットワーク×県議×県教交流会(9/8)

大きなテーマ ①どこに相談すればいいのか問題の前進(大分県リストの提案) ②内申点について ③FS認定制度 ④経済支援…他 ①相談先について どこに相談すればいいのか問題…千葉県も下記のようなものを作ったらどうか。 大分県教育委員会の「不登校児童生徒支援先プラン(令和2年3...

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page